曲名
雲を恋う
オリジナル(書き下ろし)
アーティスト名
須田景凪 (歌)
CD発売日・配信日未発表
「僕が愛したすべての君へ」「君を愛したひとりの僕へ」に宮沢氷魚が参加していることが明らかに。それぞれのヒロインを橋本愛と蒔田彩珠が演じる。
乙野四方字による原作小説では、人が“並行世界”を行き来することができる世界を舞台に、同じ名前を持つ2人の少年がそれぞれの世界で1人の少女と恋に落ちるさまが描かれた。両作品はそれぞれ独立した物語だが、2つの世界はお互いの世界を支え合っているという設定が隠されている。
制作をBAKKEN RECORDが担当する「僕が愛したすべての君へ」では、母親と暮らす高校生の高崎暦がクラスメイトの瀧川和音から声を掛けられたことをきっかけにストーリーが展開。トムス・エンタテインメントが制作を担う「君を愛したひとりの僕へ」は、父親と暮らす小学生・日高暦が父の勤務先で佐藤栞と出会い、互いに恋心を抱くようになる物語だ。脚本は、両作品ともに坂口理子が執筆している。
声優初挑戦となる宮沢は、両作品の主人公となる暦を1人2役で演じた。橋本は「僕が愛したすべての君へ」のヒロイン・和音、蒔田は「君を愛したひとりの僕へ」のヒロイン・栞に声を当てる。
宮沢は「暦、栞、和音の3人を軸に、彼らがどのように自分たちの人生を歩んでいくのかが見どころだと思いました。原作も脚本も気づけば何度も読み返すほど面白かったです」とコメント。橋本は「本当にありがたい、と思うと同時に、緊張もかなりしましたし、色んな世界の和音の心を理解して、体に入れる作業は新鮮でした」、蒔田は「以前、声優のお仕事をさせていただいたときに、また違う作品をやってみたいと思っていたのでとてもうれしかったです」とつづっている。
松本淳監督作「僕が愛したすべての君へ」、カサヰケンイチ監督作「君を愛したひとりの僕へ」は10月7日に2作同時公開。なおYouTubeでは最新の特報が公開中だ。
2022年10月7日(金)公開。
僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫 JA オ 12-1) 文庫
乙野四方字 (著), shimano (イラスト) 早川書房
人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが…並行世界の自分は自分なのか?
アーティスト情報
須田景凪
★プロフィール
ミュージシャン、シンガーソングライター、作詞家、作曲家。ボカロPとしての名義はバルーン。所属事務所はA-Sketch。所属レーベルはワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルであるunBORDE。
映画情報
●出演者
※本情報は、2022.08.05 時点の情報です。