曲名
曖昧な2人
オリジナル(書き下ろし)
試聴あり
アーティスト名
JUNNA (歌)
ある日、夫が女になった…。
このドラマは、突然性別が変わる架空の設定、「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリーです。
サラリーマンの磯森晶(30)は、小説家の妻苑子(32)と2人暮らし。幸せなはずだがどこか冷めた夫婦生活を送っていた。
ところが…ある日、晶が女性になってしまう。それは、身体的性別が変わってしまう「異性化」だった。
晶は「異性化証明書」をもらい社会復帰するが、初めてのブラジャーに初めての化粧、そして初めて男性を意識するという感情も芽生え出す。妻・苑子は、どんどん女性になっていく夫に戸惑いながら も変化を受け入れ、夫婦を続ける。しかし…。
身体の性や心の性、恋愛対象となる性、服装などの表現する性など、様々な性があります。性的マイノリティを表す「LGBT」や「LGBTQ」という言葉も頻繁に聞かれるようになりましたが、まだまだ自分の性のあり方や、友達など人との向き合い方に悩んでいる人は多いといいます。
原作は、日暮キノコ「個人差あり〼」(講談社「週刊モーニング」所載)で、2019年コミック化にあたり、作家の日暮さんは『ジェンダー意識というほど強いものではなかったのですが、性別には千差万別があって、みんなが少数派だと思う。だからジェンダーに関しても「べき論」で他人の考え方を矯正するよりは、大前提として「個人であること」が大事だと思います』とコメントしています。
ドラマでは、彼と彼女、彼と彼、彼女と彼女…、いろんな愛のカタチを描きます。いろんな人がいるのが当たり前、ひとつに決めつけて描かない、それは原作者の思いであり、作品のメッセージでもあります。主人公・晶は、カラダが女性になったことで、“男社会の常識”に晒されます。またセクハラや性被害にも遭います。
磯森晶役には、異性化した女性を夏菜さん、異性化前の男性を白洲 迅さんが演じます。二人一役で、夏菜さんと白洲さんが互いに寄せた芝居をどう演じるのか見どころの1つです。また妻・磯森苑子を演じるのは、新川優愛さん。オトナの土ドラ「いつまでも白い羽根」(2018年4月放送)で連ドラ初主演ながら看護師をめざすヒロインを見事に演じ、その後も次々と主演をこなす実力派。男の晶が消えてしまっても変わらず愛せるだろうか…苦悩し葛藤する姿は見ごたえ十分です。
2022年8月6日(土)スタート毎週土曜日23時40分〜24時35分
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番組情報
●出演者
※本情報は、2022.08.06 時点の情報です。