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TOP > 「サウンドトラック」 スベン・ロッセンバッハ - さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(原題:Fabian oder Der Gang vor die Hunde)「サウンドトラック」

曲名

サウンドトラック
サウンドトラック

アーティスト名

スベン・ロッセンバッハ (作曲)

ドイツの児童文学作家エーリッヒ・ケストナーが1931年に発表した大人向け長編小説「ファビアン あるモラリストの物語」を、「コーヒーをめぐる冒険」のトム・シリング主演で映画化。1931年、ベルリン。時代は狂躁と頽廃の20年代から出口の見えない不況へと移り変わり、人々の心の隙間に入り込むようにナチズムの足音が忍び寄る。作家志望の青年ファビアンは、目的のない無為な日々を過ごしていた。女優を夢見るコルネリアとの恋や、唯一の親友であるラブーデの破滅。世界が大きく変わる予感と不安の中、ファビアンはどこへ行くべきか惑い、焦りを募らせていく。やがてコルネリアは女優の夢をかなえるためファビアンのもとを離れるが……。コルネリアを演じるのは「ある画家の数奇な運命」でもシリングと共演したサスキア・ローゼンタール。監督は、ドイツでテレビ映画を中心に手がけてきたドミニク・グラフ。2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品。

2022年6月10日(金)公開。

書籍
1990/8/1発売

ファービアン―あるモラリストの物語 (ちくま文庫) 文庫

エーリッヒ ケストナー (著), 小松 太郎 (翻訳) 筑摩書房

タバコ会社に勤める32歳のファービアンは、失業者が増加し争いごとの絶えない騒然とした世の中を憂い、悶々とした日々をおくっていた。そんな彼に突然の解雇辞令、親友の自殺、恋人の身売りと次々に不幸がおそいかかる。失意の心を抱いて故郷へ帰った彼はそこで…。詩情的なかおりとユーモア、鋭い皮肉、揶揄、エレガントな機知と絶望的なメランコリー。ケストナー独自の才能をすべて盛りこんだ、唯一の本格的な長編小説。

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アーティスト情報

スベン・ロッセンバッハ

★プロフィール

1966年8月13日生まれ、ドイツ ケンペン出身、作曲家。

★関連リンク

映画情報

※本情報は、2022.06.05 時点の情報です。

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