曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
安川午朗 (作曲)
70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。
「今度生まれたら、この人とは結婚しない」
自分の人生を振り返ると、節目節目でしてきた選択は本当にこれでよかったのか。
進学は、仕事は、それぞれ別の道があったのではないか。
やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを見つけようとあがく。そんな時……
今度生まれたら、とつぶやきながら、今をどう生きるかを考え始める夏江やとりまく人々を軽やかに描きます。
エリートサラリーマンだった夫とは決して仲が悪いわけではない。だが、今度生まれたら、別の人生を歩きたい。そんな思いが頭から離れないほど、あの時の衝撃は大きかった。
新聞に載った自分の名前の横に見つけた(70)。そうか、私は70になったのだ!
そして思わずつぶやいた。「今度生まれたら」……
そして、これまでに何度かあったターニングポイントがよみがえる。
おりしも、夫と結婚するために振った男が、有名な園芸家となってテレビに登場する。
私はこれからの人生、世の中の役に立たずに生きていくしかないのだろうか……
「そんたくが賢く生きる道」を信条に、周囲に合わせて生きてきた夏江の、本音丸出しのあがきが始まる。
人生いくつになっても、何が起こるかわからない。夏江の姉夫婦や息子夫婦にも転機が訪れ、夏江の心も、いつしか……
2022年5月8日(日)スタート<全7話>
BSプレミアム・BS4K 毎週日曜 よる10時〜10時49分
今度生まれたら 単行本(ソフトカバー)
内館 牧子 (著) 講談社
70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。
アーティスト情報
安川午朗
★プロフィール
1965年8月9日生まれ、作曲家。長野県飯田市出身。東京芸術大学作曲科中退。2012年、映画『八日目の蝉』の音楽で第35回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。
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70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。
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内館牧子 (著) 講談社
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70歳になった佐川夏江は、夫の寝顔を見ながらつぶやいた。結婚至上主義時代に生きてきた夏江が、将来をかけて勝ち取った相手だ。夫は退職後、趣味を楽しみ、息子2人も独立した。何の不満もない老後だといえる。だが、自分の人生を振り返ると、節目々々で下してきた選択は本当にこれでよかったのか。進学は、仕事は、結婚は。あの時、確かに別の道もあった。やり直しのきかない年齢になって、夏江はそれでもやりたいことを始めようとする。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
番組情報
●出演者
※本情報は、2022.05.08 時点の情報です。