曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
富貴晴美 (作曲)
1954年(昭和29年)に公開された「二十四の瞳」は、壺井栄の原作を監督・木下惠介が映画化した、今も日本映画の歴史に残る不朽の名作です。昭和初期の物語ですが、そこで描かれる貧困・差別・弾圧などは、決して遠い戦時中だけに限った問題ではありません。「二十四の瞳」を、私たちが次世代に伝えるべき<祈り>の物語としてよみがえらせます。
【あらすじ】
昭和3年、瀬戸内海の島。岬にある分校に、女学校を出たばかりの大石久子が教師として赴任してきた。キラキラ輝く瞳の12人の1年生は皆、明るく朗らかな久子にすぐに懐いた。自転車に洋服姿でさっそうと登校する久子は、保守的な村人たちからは敬遠されるが、子どもたちはいつも久子の味方であり心の支えであった。ある日、久子は落とし穴で骨折してしまい、本校に転任となる。久子に会いたい子どもたちは、8キロの道のりを歩いて会いに行き、その時に皆で記念撮影をする。数年後、岬の子どもたちは本校に通うようになり、久子と再会する。しかし忠君愛国が重んじられる時代の中、自由な発言をする久子は疎まれるようになり、教え子たちの卒業と共に教職を辞める。その後も久子は陰ながら教え子たちを見守り続けるが、12人はそれぞれの運命をたどることになる・・・
2022年8月8日(月)よる9時〜10時29分 BSプレミアム/BS4K(同時放送)
二十四の瞳 (岩波文庫) 文庫
壺井 栄 (著) 岩波書店
瀬戸内の一寒村に赴任した若い女性教師と十二人の生徒の、昭和初期から戦後までの二十数年にわたるふれあいの物語。子供たちを育み守ろうとする先生と、時代の引き起こすきびしさと貧しさに翻弄されながら懸命に生きる子供たち。戦争への怒りと悲しみが訴えかけられる。日本人に読み継がれる壺井栄(1899‐1967)の名作。
アーティスト情報
富貴晴美
★プロフィール
インスパイア・ホールディングス所属の作編曲家。国立音楽大学作曲専攻を首席で卒業。在学中よりCM音楽、映画音楽の作曲やアーティストへの楽曲提供を始め現在は、活動領域をドラマ音楽やイベント音楽などへと更に広げ、幅広い音楽分野で活躍している。
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二十四の瞳 (岩波文庫) 文庫
壺井 栄 (著) 岩波書店
瀬戸内の一寒村に赴任した若い女性教師と十二人の生徒の、昭和初期から戦後までの二十数年にわたるふれあいの物語。子供たちを育み守ろうとする先生と、時代の引き起こすきびしさと貧しさに翻弄されながら懸命に生きる子供たち。戦争への怒りと悲しみが訴えかけられる。日本人に読み継がれる壺井栄(1899‐1967)の名作。
二十四の瞳 新装版 (講談社青い鳥文庫 70-4) 新書
壺井 栄 (著), 武田 美穂 (著) 講談社; 新装版
昭和3年春。みさきの分教場に、若い女の先生が洋服を着て、新しい自転車に乗ってきた。新米のおなご先生をいじめようと待ちぶせていた子どもたちも、びっくり!先生が受けもった1年生12人の瞳は、希望と不安でかがやいていた―。瀬戸内海の小さな島を舞台に、先生と教え子たちとの心温まる生き方をえがいた名作。小学上級から。
番組情報
●出演者
※本情報は、2022.07.07 時点の情報です。