曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
石川ハルミツ (作曲)
加賀まりこと塚地武雅が親子役で共演し、老いた母と自閉症の息子が地域コミュニティとの交流を通して自立の道を模索する姿を描いた人間ドラマ。山田珠子は古民家で占い業を営みながら、自閉症の息子・忠男と暮らしている。庭に生える梅の木は忠男にとって亡き父の象徴だが、その枝は私道にまで乗り出していた。隣家に越してきた里村茂は、通行の妨げになる梅の木と予測不能な行動をとる忠男を疎ましく思っていたが、里村の妻子は珠子と密かに交流を育んでいた。珠子は自分がいなくなった後のことを考え、知的障害者が共同生活を送るグループホームに息子を入れることに。しかし環境の変化に戸惑う忠男はホームを抜け出し、厄介な事件に巻き込まれてしまう。タイトルの「梅切らぬバカ」は、対象に適切な処置をしないことを戒めることわざ「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」に由来し、人間の教育においても桜のように自由に枝を伸ばしてあげることが必要な場合と、梅のように手をかけて育てることが必要な場合があることを意味している。加賀にとっては1967年の「濡れた逢びき」以来54年ぶりの映画主演作となった。
なお「梅切らぬバカ」は、6月11日から20日にかけて中国・上海で開催される第24回上海国際映画祭のアジア新人部門作品賞にノミネートされている。
2021年11月12日(金)公開。
アーティスト情報
石川ハルミツ
★プロフィール
1971年8月21日 出身 東京都、作編曲家。作曲を小林亜星氏に師事。数々のCM音楽、企画イメージソング、CD制作、ミュージカル、TV番組の音楽制作等、ジャンルを問わずに手掛ける。その後、ロックバンド「PooL」の作編曲&ギタリストとして日本コロムビアよりデビュー。シングル5枚、アルバム2枚をリリース。名古屋レインボーホールにて一万人の観客の前で演奏を体験。バンド解散後、フリーで作編曲、ギター、ヴォーカルとして活動。様々なジャンルにチャレンジし、分かりやすいキャッチーなメロディーをモットーに活動中。
映画情報
●出演者
※本情報は、2021.06.03 時点の情報です。