曲名
ムーン・リバー(MOON RIVER)
サウンドトラック
試聴あり
アーティスト名
オードリー・ヘプバーン (歌)
作詞:ジョニー・マーサー
作曲:ヘンリー・マンシーニ
1961年に公開された映画『ティファニーで朝食を』の主題歌であり、主演女優のオードリー・ヘプバーンが歌った。同年のアカデミー歌曲賞を受賞。
幸福度が高いとされる北欧では、照明器具のデザインや光の質が尊重され、室内での「光」が暮らしのなかで大事な要素となっている。主にヨーロッパで発展し、インテリアを超え芸術品の領域に達したといわれる「名作照明」には「光と人間」の秘密が詰まっており、日本でもその価値が注目されている。
『ハルカの光』は名作照明の虜(とりこ)となった女性・ハルカの物語。宮城で漁師の娘として育ったハルカは、東日本大震災で、家や多くの友人をなくした。冗談好きでいつも笑っていた母からは笑顔が消えた。「私たちはなんで生き残ったんだろう…」仮設住宅で悶々と暮らして1年後、震災以来、初めての漁から戻ってきた父の漁船が真っ暗な海に放った漁火(いさりび)の光にハルカは救われた。やがて東京に出たハルカは、名作照明を集めた専門店で、或(あ)る光に出会い、心を奪われ、店番として働くようになる。「照明なんてなんでもいい客」はお断り。その代わり光を求める人には心から接客し、その人の苦悩を晴らし、人生を照明で豊かにすることに使命を感じていた。そんな店には毎日個性豊かな面々が訪れてきて・・・!
照明オタクのハルカが照明の魅力を人々に伝え、その人たちにぴったりな照明を見繕う過程で、人々の人生に次々と「光」がもたらされていく。そしてハルカ自身もまた、数々の出会いを通して心の傷を乗り越え希望の光を見いだしていく。ユーモアとペーソスあふれるタッチで描く新感覚・文化教養×ドラマ!
作は向田邦子賞を受賞した気鋭の矢島弘一。“光”に魅了された照明オタクのハルカが贈る、「幸せになるヒント」とは…?
【第1話あらすじ】
「一日中、光のことだけを考えていたい!」。恋愛よりも照明が大事、そんな照明オタクのハルカ(黒島結菜)と店長・西谷(古舘寛治)のもとを訪ねてきたのは「電球を売れ!」と連呼する老舗寿司屋の大将(イッセー尾形)。しかし、ハルカは「ここに単に電球を求めてやってくるなんて寿司屋でタピオカを頼むようなもの」だと大将を一蹴してしまう。怒って帰った大将だが、数日後なぜか再び店を訪れる。実は最近女将(おかみ・妻)が急逝して店が急に暗くなったところに電球まで切れてしまった、と身の上を告白する。そんな大将の目に留まったのは真鍮(しんちゅう)製のペンダントライト。フィンランドの建築家・デザイナーであるアルヴァ・アアルトが妻とともに作った作品だが、妻アイノは55歳という若さで亡くなってしまったという。この照明は、一枚の真鍮から作られており、使い込むほどに味が出てくる。広い面積を照らす照明ではないのに、「人が集まる光」だとハルカは伝える。大将は試しに店でこの照明を点けてみることにするのだが…
2021年2月8日(月)スタート
Eテレ 毎週月曜 よる7時25分から50分
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●出演者
※本情報は、2010.01.12 時点の情報です。