曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
泉清二 (選曲)
藤田まこと演じる刑事・安浦吉之助が活躍するドラマ「はぐれ刑事純情派」シリーズより、新たなスペシャルドラマとしてオンエアされる今作。重度の方向音痴であり、安浦に名前が似ていることから“はぐれ刑事三世”とあだ名をつけられている浦安吉之が主人公の物語だ。積み重ねた事実をもとに、立ち話でも笑顔を絶やさない一方で相手の話の矛盾を鋭く突く彼が、難攻不落な刺殺事件の真相に迫るさまを描く。
普段はとぼけて昼行燈を演じているものの、実は敏腕な男・浦安を演じた原田。本作でテレビ朝日のドラマ初主演を果たした。オファー時を振り返り「最初は、ただただ驚きました。なんと言っても『はぐれ刑事』ですから」とコメントし、「刑事はこれまでにも演じていますが、役柄として好きなんです。子どもの頃、刑事ドラマがたくさんあってよく見ていましたし、刑事を演じることは僕にとって目標のひとつでした」と喜びをにじませた。
また「僕に『はぐれ刑事純情派』の安浦刑事のような説得力があるのかどうか疑問ですが、今回は演技に渋さや重みを求められなかったので、安心しています(笑)。ぜひ『はぐれ刑事三世』をシリーズ化して、浦安の人間的な変化を演じていきたいので、応援のほどお願いします!」と意気込んでいる。
大上忠稔が脚本、大谷健太郎が監督を担当した。
■あらすじ
女性の刺殺体が見つかった。被害者はITベンチャー『ロマンティック製作所』副社長の浦賀有美。警視庁捜査一課河辺班の仁城華子ら刑事たちが事件現場を調べていると、班長の河辺一成が、一緒に現場に来たはずの浦安吉之(原田泰造)警部補が見当たらないと気づく。重度の方向音痴と、伝説の刑事・安浦吉之助に名前が似ていることから、そんな浦安に付けられているあだ名は“はぐれ刑事三世”――。
その後こっそり現場に合流した浦安は、さっそく捜査を開始。第一発見者であるレストラン店長・三田陽菜に話を聞くが、浦安は陽菜の発言に違和感を覚える。
つづいて有美の勤め先を訪ねた浦安は、同社社長の大角芽衣に話を聞く。芽衣は“美しすぎるIT技術者”として知られ、新技術開発の助成金をめぐって政治家との不適切な関係を疑われたばかりだった。一方で芽衣は、自分を陥れたのは総合商社『植井商事』の古沢秀史社長に違いないと証言。しかし当の古沢は事件への関与を全面否定する。
そんな『植井商事』では、古沢社長と、創業者一族の御曹司で取締役の植井圭介との社内抗争が巻き起こり、その植井と思われる人物が事件当日に殺害現場で目撃されていた…。
続々と浮かび上がってくる容疑者たち。しかしその直後、芽衣、古沢、植井の事件当日のアリバイが次々と証明され、さらには陽菜が突如供述を覆し、事件は振り出しに戻ってしまう。
はたして浦安は、あちこち寄り道(=はぐれ)しながらも、事件の真相にたどりつくことができるのか――。
2020年10月15日(木)20:00〜21:48
番組情報
●出演者
※本情報は、2020.10.15 時点の情報です。