曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
住友紀人 (作曲)
戦後75年を迎える2020年放送の本ドラマは、「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡を描く物語。吉田の右腕となる白洲次郎には生田斗真が扮する。
妻を早くに亡くした吉田を、その勝気で社交的な性格から事実上の“ファーストレディ”として支えた和子。現在、副総理を務める元総理・麻生太郎の母親で、本ドラマの原案となった「父 吉田茂」の著者でもある。
あらすじ
第二次世界大戦前、駐英大使の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は、極東情勢の悪化に心痛めていた。時を同じくして、世界各国を飛び回っていた白洲次郎(生田斗真)も、世界情勢の機微を敏感に感じとっていた。白洲と親交の深い吉田は、娘・和子(新木優子)らが見守る中、戦争回避に向けて動くが、その甲斐も虚しく、日本は第二次世界大戦に踏み切った。
1945年、終戦。敗戦国となった日本は、アメリカを中心とした連合国の占領の下、“復興”に向けて歩み始める。総司令部GHQと向き合う外務大臣のなり手が誰も見つからない中、先の大戦に猛反対し投獄された過去を持つ吉田に、白羽の矢が立つ。かくして吉田は、外務大臣として、のちに総理大臣として、日本の独立と復興を担うことになる……。吉田は白洲を参謀に据え、最高司令官マッカーサーらと必死の交渉をする。過度な内政干渉など、幾度も緊迫した事態に陥るが、和子や麻生太賀吉(矢本悠馬)、のちに総理大臣となる「吉田学校」の池田勇人(佐々木蔵之介)、佐藤栄作(安田顕)、田中角栄(前野朋哉)、宮澤喜一(勝地涼)らの助け、内縁の妻こりん(松嶋菜々子)の献身的な支えを受け、日本の独立に向け尽力していく。
混乱を極めた激動の時代に、戦後日本の“復興”へ命を懸けて邁進する吉田茂と周囲の人物たちの戦いを、娘・和子の視線から描く骨太ヒューマンドラマ。
2020年2月24日(月・振休)21:00〜23:24
父 吉田茂 (新潮文庫) 文庫
麻生 和子 (著) 新潮社
戦争に負けて、外交で勝った歴史がある―。終戦後、吉田茂は口癖のようにそう語った。そして、歴代4位の在任期間を誇る稀代の指導者となった。欧州や中国に赴いた外交官時代。米国との開戦阻止に動いた戦前。サンフランシスコ講和条約、バカヤロー解散…と、信念を押し通した首相時代。官僚、政治家、父親。全ての吉田茂に最も近くで接した娘が語る「ワンマン宰相」の素顔。
アーティスト情報
番組情報
●出演者
※本情報は、2019.12.10 時点の情報です。