曲名
老いの願い
オリジナル(書き下ろし)
アーティスト名
小椋佳 (歌)
CD発売日・配信日未発表。
末期がんを宣告された男と彼を見守る医師を主人公に、人間が死んでいくこと、最後まで生きぬくことの意味を描いたヒューマンドラマ。「ダイヤモンドダスト」「阿弥陀堂だより」などで知られ、現役の医師でもある南木佳士の同名小説を、「しあわせになろうね」の村橋明郎監督が映画化。末期の肺がん患者・山中静夫が自宅のある静岡の病院からの紹介で今井が勤務する信州の病院にやってきた。腰の骨と肝臓にがんが転移した山中に、今井は付き添う家族の負担も考えて静岡の病院での治療をすすめるが、余命を宣告された山中は「生まれ育った信州の山を見ながら楽に死にたい」と今井の病院での治療を希望する。長年呼吸器内科を担当する今井は、あまりにも多くの死んでいく人間を診察し続けたことから、心身ともに疲労し、うつ病になってしまう。今井はうつ病を抱えながらも、自らの死を受け入れる山中の最後の願いをかなえようと医師として立ち向かう。末期がん患者の山中静夫を中村梅雀、医師の今井を津田寛治が演じる。
2020年2月14日(金)公開。
山中静夫氏の尊厳死 (文春文庫) 文庫
南木 佳士 (著) 文藝春秋
生まれ故郷にみずから墓を作り、苦しまずに死ぬことを願う末期癌患者。家族との妥協を拒み、患者本人との契約によって、初めて尊厳死に臨もうとする医者。その葛藤を克明に描いた表題作と、難民医療団に加わって過酷な日々を送る人々の、束の間の休日に起こった出来事を、安吾の『堕落論』に仮託して描いた中篇とを収める。
アーティスト情報
小椋佳
★プロフィール
1944年1月18日生まれ、東京都台東区上野出身、男性シンガーソングライター、作詞家、作曲家。東京大学法学部卒。第一勧業銀行(現:みずほ銀行)行員。堀内孝雄、美空ひばりなどのアーティストへも楽曲提供多数。
★関連リンク
映画情報
●出演者
※本情報は、2020.01.30 時点の情報です。