曲名探偵団

Uru （歌）

CD発売日・配信日未発表。

『見えない「がんばれ」サッカー部』篇（30秒）は、感謝の気持ちを素直に伝えられないサッカー少年とその母のストーリーです。母親が運転する車に乗る少年。反抗期の少年は、次の日曜の試合のことを聞く母親に「いいよ、別に見に来なくて」とぶっきらぼうに答えます。夜、それでも息子のユニフォームを洗い、丁寧に畳む母親。その姿を少年が無言で見つめます。シーンは変わり、日曜日。中学最後の試合で、相手チームに敗北して雨の中うなだれる少年。帰りの車中で、沈黙のなか外を見つめていた少年の頭に、これまで精いっぱいサポートしてきてくれた母の姿が回想されます。息子の態度とは関係なく、お弁当を用意したり、「アクエリアス」を買い込んだり、試合では大きな声で応援。そんな姿を思い返して、少年が「毎日、ありがとうございました」と一言。母親が、とんでもない、という表情で「こちらこそ」と答えます。翌朝、スッキリとした様子で「おはよう」と母にあいさつする少年。今日も母親が準備してくれた「アクエリアス」の入った水筒を手に、練習へ出かけていきます。

＜原曲＞
「Funny Bunny」
the pillows