曲名探偵団

得田真裕 （作曲）

上野樹里が主演を務める“月9”枠ドラマ「監察医 朝顔」の続編が、2020年夏から秋の2クールにわたって放送される。

本作は、香川まさひとが原作、木村直巳が作画、佐藤喜宣が監修を担当する同名マンガをもとにしたヒューマンドラマ。東日本大震災で母を亡くした過去を持つ法医学者・万木朝顔が、死因不明の遺体の謎を解き明かしていく様子が描かれる。2019年に連続ドラマと特別編が放映され、上野が朝顔、時任三郎が父の万木平、風間俊介が朝顔の夫・桑原真也、加藤柚凪が朝顔の娘・つぐみを演じた。

物語は「監察医 朝顔」のラストの翌年春から幕を開け、朝顔が母の遺体を探しに1人で東北を訪れたことによって新たな物語が紡がれていく。彼女が東日本大震災と母の死に深く向き合うさまや、前作では描けなかった東日本大震災以外の大規模災害にも相対する姿が切り取られる。

「監察医 朝顔2」は現在撮影中。クランクインの日には万木家の4人が家族旅行をしているシーンが捉えられた。上野は「皆さんの生活に寄り添えるような、また皆さんが朝顔に寄り添ってくれるような、優しくて温かいドラマになれば良いなと思います」とコメント。時任は「シーズン1の世界観を大切に、さまざまな人間愛を感じていただけるように頑張ります」と意気込み、風間は「この物語が2020年、皆さんの宝物になりますように」と願う。加藤は「またママとパパとじぃじにあえるってこと!？ やったー☆」と喜んだ。そのほか、プロデューサーの金城綾香と演出を担当した平野眞のコメントは下記に掲載する。

なお2クール連続放送は、月9ドラマでは初めて。フジテレビ系連続ドラマとしては2009年から2010年に放送された開局50周年記念ドラマ「不毛地帯」以来となる。

前作に続いて根本ノンジが脚本を手がける「監察医 朝顔2」は、毎週月曜21時から放送。

2020年11月2日スタート 毎週月曜21時〜21時54分