曲名
夜のボート
オリジナル(書き下ろし)
アーティスト名
星野源 (歌)
作詞:松尾スズキ
作曲:星野源
2018年には自身が主催する劇団「大人計画」が創立30周年を迎えた松尾スズキが監督・脚本に加えて主演も務め、妻の不貞に対して108人の女性を抱くという手段で復讐に出る男の姿を、R18+指定で描いたオリジナル作品。名脚本家として成功を収めている海馬五郎は、妻で元女優の綾子がダンサーの男と浮気をしていることをSNSの投稿から知ってしまう。ショックから綾子との離婚を考えるが、離婚時の財産分与により資産の半分を支払わなければならないことを知り、怒りに燃える海馬は、妻の不貞に支払わなくてはならない資産1000万円を、自らの不貞で使い切ることで綾子に復讐することを決意。彼女がSNSに投稿した写真についた108もの「いいね!」によってさらに怒りの炎が増した海馬は、「いいね!」の数だけ女を買いまくる復讐劇をはじめる。主人公の海馬役を松尾が演じ、自身の監督・脚本作品で初めて主演も務める。妻・綾子役を中山美穂が演じるほか、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀らが顔をそろえる。
星野が作曲、松尾が作詞を担当した「夜のボート」は、2008年に上演された松尾作・演出の舞台「女教師は二度抱かれた」の劇中歌。今回主題歌となるのは、オファーを受けた星野が新たにレコーディングを行ったバージョンだ。脚本を書き始めたときから同曲を使用したいと考えていた松尾。特に“ある衝撃的なシーン”では「夜のボート」が流れる様子を想像しながら脚本を書いたという。星野は「このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです」とコメントを寄せた。なお「夜のボート」のリリース予定はなく、映画本編でのみ聴くことができる。
2019年10月25日(金)公開。
アーティスト情報
星野源
★プロフィール
1981年1月28日生まれ、俳優、ミュージシャン、作曲家、作詞家。埼玉県蕨市出身(小学校までは川口市)。自由の森学園中学校・高等学校卒業。4人編成のインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」のリーダーとして、主にギターとマリンバを担当。所属はカクバリズム、大人計画事務所。音楽のソロ活動については、カクバリズムと大人計画が相互にマネジメントを行っている。文筆家としても多数の連載を抱えている。
映画情報
●出演者
※本情報は、2019.08.01 時点の情報です。