曲名
サウンドトラック
サウンドトラック
アーティスト名
市川和則 (羊毛とおはな) (作曲)
ベストセラー作家・東野圭吾が“ジェンダー"を題材にした傑作長編ミステリー、待望のドラマ化!
WOWOW初主演の中谷美紀が、
性同一性障害の主人公を演じる!
WOWOWが東野圭吾作品を手掛けるのは「宿命」「幻夜」「分身」「変身」「カッコウの卵は誰のもの」に次いで6作目だが、本作は映像化を切望された東野作品の中でも異色のヒューマンミステリー。
事件、謎解き、絡み合う人間ドラマ…東野ミステリーの真骨頂とも 言うべき予測不可能で緻密な展開に加え、性同一性障害の主人公・美月と、事件をきっかけに再びフォーメーションを組む元アメリカンフットボール部の同窓生たち。30代半ばを過ぎ、“恋愛”“結婚”“仕事”…何かにつまずき、行き詰まり、誰もが「自分らしく生きたい」と願う 彼らの青春群像劇でもある。
さらに、性の多様性が叫ばれる今、“ジェンダー”を題材にしたミステリーに真正面から挑むのは、今作がWOWOW初主演となる中谷美紀。これまで数々の難しい役柄を演じてきた彼女が、新境地を開拓する。
2017年夏。大学時代、ともに汗を流したアメリカンフットボール部の仲間たちとの同窓会の帰り。エースQB(クオーターバック)西脇哲朗たちの前に現われた、元女子マネージャー日浦美月(中谷美紀)は、衝撃の告白をする。「オレは、人を殺した」。
性同一性障害で、今は男として生きている、そして、人をあやめてしまった、と。困惑する哲朗たちだったが、輝いていた青春時代を、その仲間を守ろうと奔走する。事件はなぜ起きてしまったのか? 真相にたどり着こうとする中で、次々と明らかになっていく苦悩に満ちた事実。 果たして最後に訪れる美月の、哲朗たち仲間の決断とは?そして“片想い"の意味とは?
2017年秋(全6話) ※第1話無料放送。
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片想い (文春文庫) 文庫
東野 圭吾 (著)
本作品ではトランスジェンダー、半陰陽、同性愛と、「性差」に苦しむ人々への理解も示している。だが、「性同一性障害」など「性差」の問題が中心だったストーリーが、徐々に謎解きそして過ぎ去りし大学時代と目の前の現実とのはざまに揺れ動くオトコたちの心の動きへと移行していき、それとともに著者の「性差」への認識があいまいになって示されていく。それが、おもしろみを保ったまま終結するストーリーに小さな影を落としてしまっている。
番組情報
●出演者
スペシャルコンテンツ
連続ドラマW 東野圭吾 片想い
インタビュー・メッセージ/その他
※本情報は、2017.05.27 時点の情報です。