曲名探偵団

中川理沙（ザ・なつやすみバンド） （歌）

新しい家電による新しい暮らしが見えてくるスペシャルムービー＆ＣＭです。主人公の芝山アスカ（満島ひかりさん）が夫とともに引っ越してきたのは、鎌倉の丘の上にある海の見える家。美容師である彼女の夢がかなって、海の近くに小さな自分の店を開くことができました。故郷の島の海風を思い出すこの新しい土地ではじまる新しい暮らし。そのなかで、新しい東芝ライフスタイルの家電ひとつひとつを通して気持ちよかったり、快適だったり、おいしかったり、楽しかったり、日々の生活のなかにある幸せひとつひとつに気づいていく物語です。

接客が苦手な美容師。３２歳。長崎県壱岐島で生まれ、そこで高校まで暮らしたアスカは、美しい自然と太陽、海の空気を胸いっぱいに吸って少女時代を過ごしました。卒業とともに博多で美容師の見習いとして働きます。仕事終わりに同僚たちと遊ぶこともせず、ただひたむきに仕事に励み、純粋な感覚をかわれ、チーフデザイナーまでになりました。
　そんな彼女には、ひとつの夢がありました。「東京に行って自分のお店を持ちたい。」３０歳を前に今まで貯めた資金をもとに、東京へ。それから２年間、世田谷の美容院で働き、結婚もします。ある時、ふらっと訪れた海、鎌倉に心を惹かれ、東京に来て３年、ついに鎌倉の海の近くに小さいながらも素敵な店をオープンすることになりました。接客はいまだに得意とはいえないけれど、やわらかな感性と丁寧な仕事が少しずつ評判をよび、なんとか新しい生活という小船を漕ぎ出すことができたのです。
　このストーリーは、そんなアスカの鎌倉への引っ越しの日から始まります。

撮影は2016年10月、２日間に渡って行われました。ロケ地は神奈川県、湘南の丘の上にある一軒家。主演の満島さんは、のべ２６時間、４６カットに渡って、カメラの前で「ピンときちゃった！」暮らしを、ひとつひとつ丁寧に表現していきました。
　撮影初日、前日までにシナリオを読み込んで演技プランをイメージしてきた満島さん。九州の島で生まれ育った美容師「芝山アスカ」役を1カット目から彼女らしい演技を見せてくれました。監督とも話し合いながら、カメラの前で自らいくつかの演技パターンを試みることも。このムービーにかけるスタッフたちと満島さんならではの熱い撮影現場となりました。

撮影のリハーサルで焼いたピザを食べて「おいしい！」を大きな声をあげた満島さん。家庭用のオーブンレンジでこれほどのおいしさが味わえるとは思っていなかったようです。撮影カットはすぐにOKがでたにもかかわらず、何枚もピザをほおばっていました。さらにその後、ごはんのおいしさにも感動。思わずおかわりをしていました。また、クリーナーのシーンでは、トルネオコードレスの軽さにも驚き、かなりピンときたようです。