曲名
ラストシーン
オリジナル(書き下ろし)
2016.08.24 発売
アーティスト名
いきものがかり (歌)
主題歌「ラストシーン」は映画のために書き下ろされた新曲で、温かなメロディと吉岡聖恵のボーカルが優しく寄り添うミディアムバラードの楽曲。作詞・作曲を手がけた「いきものがかり」の水野良樹は、楽曲制作にあたり、原作を全て読み「音も出ず、静止画である絵というフィールドのなかで演奏シーンを伝えるのは、本当に難しいことだと思うのですが、そこでは雄弁なほどに音が鳴っていました。主人公たちが演奏をするその弾き姿が、歌をつくるうえで、たくさんのイメージを与えてくれました」という。そして、「原作中の宮園かをりの笑顔や弾き姿が、悲しさも切なさも可愛らしさも、すべてを内包しているような気がして、絵にここまでなにかを触発されるというのは、自分としては初めての体験でした」と述懐している。
同楽曲を聴いた広瀬は「カラフルな毎日に隠されたひとつの嘘に、苦しくなったり、寂しくなったりする、かをりと公生の切ない関係や作品の世界観が曲から伝わってきて、鳥肌が止まりませんでした」と最敬礼。山崎も「ポジティブな気持ちと、センチメンタルな気持ち、いろんな感情がこの曲と共に込みあげてきました。映画の余韻に浸れるような、作品にぴったりな曲だと思います」と話している。
同楽曲は8月24日に両A面シングルとして発売予定。また、主題歌決定にあわせて完成した予告編の中で、同楽曲を聴くことができる。
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。 それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。 かをりは、好意を寄せる渡亮太との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみのである公生とも行動を共にするようになる。公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気を遣って想いを伝えない。椿は公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心にも気付き苦悩する。かをりは、公生のことを友人Aと呼び、ぞんざいに扱いつつも、自分の伴奏を命じるなど、公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。また、かつて公生の演奏に衝撃を受けピアニストを目指すようになったライバルの相座武士や井川絵見にも背中を押され、公生は再び音楽の道に戻っていく。
2016年9月10日公開。
アーティスト情報
いきものがかり
★プロフィール
キャッチフレーズ「泣き笑いせつなポップ3人組」ヴォーカル吉岡聖恵が歌う「帰りたくなったよ」がロングヒット。バンド名はメンバーが小学時代、生き物係だったから。
★関連リンク
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映画情報
※本情報は、2016.06.03 時点の情報です。