曲名
オリジナル
オリジナル(書き下ろし)
アーティスト名
Canaco (歌)
曲名・CD発売日・配信日未発表
詩や俳句、随筆などさまざまなジャンルの作品を残した作家・室生犀星が、晩年の1959年に発表した会話のみで構成されたシュルレアリスム小説の古典を、「生きてるものはいないのか」「シャニダールの花」の石井岳龍監督のメガホンにより映画化。自分のことを「あたい」と呼ぶ愛くるしい赤子と、赤子から「おじさま」と呼ばれる老作家。親子以上に年の離れた二人だが、とめどない会話を交わし、夜になると体を寄せ合って寝るなど、仲睦まじく暮らしていた。赤子はある時は女(ひと)、ある時は真っ赤な金魚と姿を変えるが、普通の人間には彼女の正体はまったくわからない。そんな中、老作家の過去の女が幽霊となって現れた。赤子役を二階堂ふみ、老作家役に大杉漣。幽霊として登場する過去の女役を真木よう子が演じる。
2016年4月1日(金)公開。
アーティスト情報
Canaco
★プロフィール
作詞家・松井五郎氏より「心に一番近い声」と評された透明感のある美しい声には定評があり、国内外で数多くのコンサートに参加し、多彩にアーティスト活動を展開している。2009年 フェリス女学院大学音楽学部声楽学科卒。2010年 お茶の水女子大学文教育部音楽表現コース研究生修了。
★関連リンク
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蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫) 文庫
室生 犀星 (著), 久保 忠夫 (解説) 講談社
ある時は“コケティッシュ”な女、ある時は赤い三年子の金魚。犀星の理想の“女のひと”の結晶・変幻自在の金魚と老作家の会話で構築する艶やかな超現実主義的小説「蜜のあわれ」。凄絶なガン闘病記「われはうたえどもやぶれかぶれ」、自己の終焉をみつめた遺作詩「老いたるえびのうた」等、犀星の多面的文学世界全てを溶融した鮮やかな達成。生涯最高の活動期ともいうべき晩年の名作5篇を収録。
映画情報
※本情報は、2016.02.21 時点の情報です。